2011年06月09日

地金型金貨

金貨でも、地金型金貨は、その時の地金相場の価値相当分に少し上乗せ金を加算され売られているのが、地金型金貨と呼ばれています。

それに対して、骨董価値や希少価値、収集する個人の嗜好などにより、収集型金貨と言われています。金地金価格より高額で売買されています。

地金型金貨の種類
主な地金型金貨を紹介します。

>>>純金(K24)金貨
>>>22金(K22)金貨
>>>21.6金(K21.6)金貨



これらの金貨は、いずれも純度を考慮した金地金と同等であり、ブランドによる価格差はほとんどなく、通常どれも金相場を指標にした同価格で売買されています。

ただし、コイン枠(K18)やチェーン(K18)などとともに売られていることも多く、その場合は、その商品全体として、売られていて、販売店によって、価格は異なります。

なお、お客様の話では、こうしたコインペンダント付きネックレスを以前別の買取店に持っていったときに、純度の高いはずのコインも価格的に18金(75%の純度)の査定とされた方もいるようです。
当店では、コインと枠をきちんと分けて査定します。


地金型金貨の一方、骨董価値や希少価値、収集する個人の嗜好などにより、地金相場価格より高い金額で売買されたりしているものがあります。こうしたコインを記念コインとか収集型コインといいます。
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ジュエリーの賢い買い方(売り方)!?

買取を行っていますと、たまに、「すごく高かったダイヤがちりばめられたジュエリーより、(下記写真のような)ごつい単純な(喜平)ネックレスやコインペンダントの方が高いの?それなら、今度、金のジュエリー買う時、こうしたジュエリーを買った方がよいですかね?」と聞かれます。
coinkihei.jpg

答えは、どちらでしょうか?

答えは、どちらでもなく、ジュエリーに求める価値観次第なのです。

ジュエリーは、大別するとデザイン性を重要視したファッションジュエリーか、あるいは地金型コインや喜平ネックレスに代表される資産タイプのジュエリーに別れます。

ファッションジュエリーは、デザイン、さらに原型を制作するコスト、流通にかかるコストが、かなりかかってくるため、地金という製造原価からかなり上乗せされて、売られています。つまり、金の資産価値以上の価格で買わざるをえないのです。
こうしたジュエリーは、よっぽどでないと、買った値段より売った値段の方が高くなることは、まずありません。

その一方、地金型金貨喜平チェーンに代表される資産タイプのジュエリーは、デザインや流通にかかるコストが、販売価格にほとんど反映されず、金本来の価格に近い金額で販売されています。したがって、こうしたジュエリーは、日々変わる金の地金相場を指標に売られています。
つまり、金としての資産価値に近い価格で購入することが可能なのです。
相場次第では、購入したときの価格より、買取したときの値段の方が高くなることが十分にありうるのです。(これは、買う前と売る前にしっかり相場情報を見ておくとよいでしょう。)

ただ、身につけるという観点でいえば、金自体の価値よりもデザインだったり、さらには、有名ブランドの持つ価値に価値観を見出したりします。それゆえ、金の含有量が低い14金(58.5%の金)やK9(金37.55%)で作られていたりもします。

したがって、資産あるいは、売るときのことを重点に考えるのであれば、資産タイプのジュエリー。日々ファッションとして身につけることを重点に考えるのであれば、ファッションジュエリーと言えます。

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2011年06月07日

主な純金(K24)金貨の種類を紹介します

当店で買取している中で、多い純金金貨は、メジャーなメイプルリーフ金貨、、ウィーン金貨カンガルー金貨をはじめ、マン島キャット金貨といったところです。
こうした金貨には、1/2ozとか、1/4ozとか刻印されていて、これは何を指すかというと”重さ”を表し、通常1oz=1オンス金貨の重さはトロイオンス換算で、約31.1035gとなっています。
※アメリカやイギリスで使われている重さや液体の量の単位のオンス(1オンス=28.349g)とは異なります。

したがって、1/2ozなら約15.5518g、1/4ozなら約7.77588gとなります。
主な単位の種類は、1oz、1/2oz、1/4oz、1/10ozなどで、1/3ozとか、1/6ozとかの種類はありません。

ただ、純金金貨は”重さ”は同じコインでも直径や厚みなど”大きさ”が異なります。
※したがって、当店でもコインフレームを販売もしているのですが、大きさがそれぞれ異なります。


メイプルリーフ金貨
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メイプルリーフ金貨は、カナダ王室造幣局が製造、カナダ政府が保証する法廷貨幣です。
世界で最も多く流通している金貨です。
メイプルリーフのデザインで親しまれています。
1、1/2、1/4、1/10、1/20オンス金貨の5種類

>>>メイプルリーフ金貨の買取事例


ウィーン金貨
▼ウィーン金貨(1996)1/2オンス金貨
オーストリア金貨.jpg

ウィーン金貨は、オーストリア造幣局が製造し、オーストリア政府が保証する法廷貨幣です。
ウィーンフィルハーモニー管弦楽団のデザインで親しまれています。
1、1/2、1/4、1/10オンス金貨の4種類

>>>ウィーン金貨の買取事例


カンガルー金貨ナゲット金貨
▼カンガルー金貨(2000)1/20オンスのペンダント
kangaroo_coin_face.jpgkangaroo_coin.jpg

カンガルー金貨は、西オーストラリア州・パース造幣局が製造し、オーストラリア政府が保証する法廷貨幣です。
カンガルーのデザインで親しまれており、デザインが毎年変わるので人気があります。
別名”ナゲット(NUGGET)金貨”とも呼ばれています。
1、1/2、1/4、1/10、1/20オンス金貨の5種類

>>>カンガルー金貨の買取事例

マン島キャット金貨
▼マン島キャット金貨(1995) 1/5oz
man_cat_face.jpgcat_coin.jpg

マン島キャット金貨は、イギリス領マン島政府、表面はエリザベス女王像で、裏面には毎年図柄が変わるキャット(猫)。イギリスの有名なポップ・ジョイ社が製造を委託されて発行したコインです。
1、1/2、1/5、1/10、1/25オンス金貨の5種類

>>>マン島キャット金貨の買取事例
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主な22金(K22)金貨の種類を紹介します

24金は、全体の24分の24(純度99.99%)が金であり、まさに純金ですが、22金は、全体の24分の22(純度91.67%)が金であり、その他に銀や銅が約8%含まれています。

これは24金金貨は純金のため、金属の性質上柔らく、摩耗・損傷によって純金量を損なうという欠点があります。これに対して22金の金貨は、傷がつきにくくするために、銀や銅を混ぜて硬度を高めています。

クルーガーランド金貨


クルーガーランド金貨は、南アフリカ共和国造幣局発行の地金型金貨です。
表の肖像は、南アフリカに位置したトランスバール共和国の元大統領ボール・クルーガーが描かれています。裏面には、アンテロープの一種のスプリングボックが描かれています。

1980年代に、日本でブームになりましたが、その後、アパルトヘイトへの抗議として、日本を含む世界各国で輸入自粛となりました。

1,1/2,1/4,1/10オンスの4種類

>>>クルーガーランド金貨の買取事例



イーグル金貨
eaglecoin.jpgeaglecoin_1-4.jpg

元々アメリカ合衆国政府の発行する10ドル金貨のことを言いいますが、現在では1986年から発行された地金型金貨をさします。金貨の表のデザインは、「自由の女神」、裏面には「わしの一家」が描かれています。やはり、デザインが裏表で上下逆になっています。

偽物も多く出回っています。

1,1/2,1/4,1/10オンス


ブリタニア金貨

イギリスの王立造幣局が発行する地金型金貨をいいます。1987年から発行され、表面にはエリザベス女王の肖像が、裏面には、ブリタニア女神(イギリスを擬人化した女神)が描かれいます。

1,1/2,1/4,1/10オンス

上記のK22の地金型金貨は、たとえば1/2オンス金貨だから約15.5gではなく、16.9gとなります。この上乗せ分は、約8%ほど混ぜている銀や銅の分重くなっています。つまりK22の金貨は、金貨の重さの単位を示すオンスの単位より重量が重くなっているので、混乱しないでください。

サイズ別の総重量は以下の通り。

1オンス金貨:33.9g
1/2オンス金貨:16.9g
1/4オンス金貨:8.4g
1/10オンス金貨 :3.3g



その他の22金金貨
ソブリン金貨
IMG_0460 (640x477).jpgIMG_0459 (640x480).jpg
▲ジョージ5世

IMG_0462 (640x479).jpgIMG_0461 (640x480).jpg
▲エリザベス2世(王冠)

イギリスの1スターリング・ポンドに相当する金貨のことで、一般的には19世紀前半の金本位制施行以降に発行された金貨のことをさします。それぞれのデザインは、その時の国王がデザインされています。

1ソブリン金貨:7.9g

 >>ソブリン金貨の買取事例

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主な21.6金(K21.6)金貨の種類を紹介します

1930年代までは金本位制の下で各国から金貨が発行されていました。これらの金貨をオリジナル金貨と呼んでいて、主に21.6金(K21.6)などで作られていました。
21.6金というと、なんと中途半端な単位と思われるかもしれませんが、これは10進法の考えによる、金品位900/1000によるものです。

アメリカ ドル金貨

米国でも実際のお金として女神(頭像)金貨が発行されていました。1907年からは20ドル金貨は女神(立像)に、10ドル、5ドル、2.5ドルはインディアンタイプにデザインを変更しました。

20ドル金貨: 33.4g
10ドル金貨:16.7g
5ドル金貨:8.3g
2.5ドル金貨 :4.1g

※ アメリカのドル金貨は全て裏表のデザインが、天地逆となっております。

>> アメリカ金貨の買取事例はこちら

メキシコ ペソ金貨

メキシコ ペソ金貨は、50ペソ、20ペソ、10ペソ、5ペソ、2.5ペソがあります。
50ペソは、独立100年を記念して、1921年から発行されたものです。
ペソ金貨には、イーグルが描かれ、反対には、50ペソなら「勝利の女神」、20ペソは、インカ帝国の暦を記した「アスティカの原石」、10ペソ、5ペソ、2.5(2 1/2)ペソは、メキシコ独立運動の主導者のイダルゴ司祭が描かれています。
2ペソ金貨は、「DOS PESOS」(2ペソ)とのみ文字が入れられています。

50ペソ: 41.6g
20ペソ:16.6g
10ペソ:8.3g
5ペソ:4.1g
2.5(2 1/2)ペソ:2.0g
2ペソ :1.6g


フランス 20フラン金貨

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2011年05月02日

金の需要について

金の買取価格の指標となる金の相場は、市場の需要と供給のバランスによって成り立ちます。

この金の需要について言えば、宝飾品需要、投資需要、工業用需要、歯科用需要、の4つに大きく分けることができます。それぞれ、簡単にコメントしていきたいと思います。

1.宝飾品需要
2.投資需要
3.工業用需要
4.歯科用需要
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2011年05月01日

金の需要 その1 宝飾品需要

これまで、伝統的に金の需要といえば、宝飾品でした。現在は、宝飾品需要は減少傾向にあります。

そんな宝飾品の投資需要ですが、インドと中国が金の宝飾品需要の2大勢力です。

インドは、なんと世界全体の宝飾品需要の4分の1にもなります。
インドでは、結婚するときに花嫁が嫁ぎ先に持参金として、金製品を持参するのが習慣です。

インドでは、日本のデザインジュエリーとは、少し異なり、装飾品としてだけでなく、資産の一つとも考えられています。したがって、金のジュエリーは購入の際、店頭で重量を量ってもらい、そのときどきの相場に合わせて料金が決まります。
(逆に、日本や欧米以外は、こうした売買の方法が一般かもしれませんが。)

インドの金需要は、婚礼シーズンの4月〜5月と10月〜11月がピークです。このインドの金の需要が世界の金の価格動向にも影響与えるほどです。

インドを追従するのが、中国です。もともと、金を好む国の一つですが、ここ近年の経済発展に伴い、金やプラチナを使ったジュエリーは庶民にも身近になりつつあります。
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金の需要 その2 投資需要

これまで、金の需要は当店も販売している指輪やネックレスなどの宝飾品が中心で、2007年以前は全体のうち7〜8割を占めていました。

ところが、2007年のリーマンショックで、投資家が保有する株や債権が次々に”紙くず”になる事態が起こり、「実物資産」としての金に消失しない価値を求め、投資需要が急増しました。

投資家は、地金やコイン、ETF、純金積立などさまざまな商品を通じて金に投資を始めるようになりました。特に投資家層を広げ、金の投資需要を押し上げる要因となったのが、金ETFの登場です。

この金ETFにおける代表的な金ETF「SPDRゴールド・シェア」は、金現物に信託権を設定し、その受益証券を上場する仕組みです。

ETFは、今や中国政府を上回る金の保有者となっています。
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金の需要 その3 工業用需要

金は金属としては導電性に優れ、金属の中でも最も引き伸ばしやすい。金は極細の金線や板、粉末、ペースト、液体などに加工し、さまざまな製品に使われています。

金の工業用途で代表的なものは、「ボンディングワイヤ」と呼ばれる半導体に使われるICチップのアルミ電極とリード電極を接続するのに利用されています。

工業用用途では、ボンディングワイヤのほか、薄い板にした接点材料やペースト、めっき液などに使われます。プリント配線板や電子機器の接点、携帯電話の水晶デバイスや半導体の製造工程で使うターゲット材などに金が使われています。

こうした金を含むレアメタルの工業製品が使われなくなって、家庭に眠っている、あるいは廃棄される状態のことを、「都市鉱山」といって、今は、これらを回収する仕組みがいろいろ施されています。

ちなみに、当店では、電子機器自体のを買い取って、金を抽出などしませんが、買取実績ではボンディングワイヤと思われる金の極細線を買取したことは、ございます。工業用の金は、買取可能かどうか判断分かれるところですので、お問い合わせください。

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金の需要 その4 歯科需要

現在、国内で最も利用されている歯科用貴金属は、「金銀パラジウム合金」(銀色なので銀歯と言われているもの)という合金で、歯を削った後の「インレー」と呼ばれる詰め物や「クラウン」と呼ばれるかぶせ物に使われます。銀歯は、金12%以上、パラジウム20%、銀40%で構成されています。最近は、歯と同じような色で目立ちにくいセラミック製や他の金属を使った材料が増え、金の使用は減少傾向にあります。

ちなみに、当店には、銀歯の買取もたまに問い合わせいただきますが、残念ながら、精錬にコストがかかりすぎるため、当店では買取を行っていません。

昔は、いわゆる金色の金歯が主流で、こちらは、金の含有量が高いので、買取が可能です。

ちなみに、金歯のメリットとしては、聞いたところによると
金は素材として安定しているもので、錆びることも少なく2次的な虫歯になりにくい。
また、かみあわせたとき詰め物と反対の歯が削れにくい、
ピタッと合うので長持ちしやすいなどあるようです。

ただ、銀歯は、保険がきくが、金歯は保険がきかないので、高くつくのがデメリットのようです。

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2011年04月30日

プラチナの需要

プラチナの主な需要は、自動車触媒を中心とした工業用需要と宝飾品になります。

1.工業用需要

2.宝飾用需要
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プラチナの需要 その1 工業用需要

プラチナは、自動車の排ガス触媒として使われます。プラチナは、排ガスに含まれれる一酸化炭素と炭化水素を酸化させて炭酸ガスと水に、窒素酸化物を還元して窒素に変える役割を果たします。

プラチナの自動車触媒は主にディーゼル車に使われています。したがって、ディーゼル車の利用が多い欧州の景気や自動車需要の動向の影響を受けやすいと言われています。

ただ、最近はプラチナより安価なパラジウムへの代替がすすんでいるようです。

自動車触媒以外では、GFMSによると化学産業向け、電子機器向け、ガラス産業向けなどがあります。
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プラチナの需要 その2 宝飾品需要

プラチナは、金と同様ジュエリー向けの需要も大きいのですが、最近はプラチナよりも安価なホワイトゴールドの普及や景気低迷などの影響で、宝飾需要は低迷しています。

かつては、日本は宝飾品需要の最大の需要国でしたが、2000年代に入って中国に抜かれています。中国は、今や宝飾品需要の7割を占めるほどになりました。
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